本記事では、AWSで課金が発生した際にメールで通知する方法について解説します。
前回の記事の後に行うことを想定していますが、実施していなくても問題はないです。
課金が発生した際のアラート設定
AWSのサービスを利用していると、誤って無料利用枠の対象外のサービスを利用してしまうことがあります。すぐに気づいてサービスを停止すれば大きな問題にはなりませんが、気づくのが遅れて放置していたら、大きな額を請求される可能性があります。
そこで、AWSでは課金が発生した際にメールで通知する機能があります。この章ではこの機能の設定方法を解説します。
アカウント画面遷移
AWSにルートユーザでサインインしてください。
サインインしたら、右上のアカウント名をクリックしてタブを広げて、「アカウント」をクリックしてください。
![](https://amakuchiblog.com/wp-content/uploads/2023/04/alarm02-1-1024x140.png)
Budgets設定画面遷移
アカウント設定の画面が開けたら、画面左の「Budgets」をクリックしてください。
遷移後の画面で「予算の作成」をクリックしてください。
![](https://amakuchiblog.com/wp-content/uploads/2023/04/8900f221bcb2e62676c67883ded4eb8f-1024x411.png)
![](https://amakuchiblog.com/wp-content/uploads/2023/04/6324d86ee99209bcfc189017bffb5344-1024x267.png)
アラート作成
①「予算の設定」で「テンプレートを使用(シンプル)」を選択してください。
②「テンプレート-新規」で「ゼロ支出予算」を選択してください。
③「予算名」にわかりやすい名前を付けてください。特にこだわりがない場合は、デフォルトの「My Zero-Spend Budget」でいいと思います。
④「Eメールの受信者」に普段使用しているEメールアドレスを入力してください。普段使用しているメールアドレスを登録することをお勧めします。普段使用しているメールアドレスが複数ある場合は複数登録することをお勧めします。
⑤「予算を作成」をクリックしてください。
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アラート作成確認
以下の画面が表示されれば作成完了です。これでAWSで課金が発生した際にEメールが飛ぶようになります。
![](https://amakuchiblog.com/wp-content/uploads/2023/04/image-7-1024x244.png)
まとめ
本記事では、AWSで課金が発生した際にメールで通知する方法について解説しました。気づいたら数十万円の請求が…なんてことがあるかもしれないので、ぜひ設定してみてください。
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